と き: 令和3年3月18日(木)~3月28日(日) 9:00~17:00
と こ ろ: (公財)徳島市地場産業振興協会 (徳島市末広一丁目1-37 京王ビル101)
主 催/(公財)徳島市地場産業振興協会
徳島木工の最盛期である昭和30年~40年代には、鏡台づくりに携わる企業が200社程度ありましたが、現在は10社程度と思われます。
世の中が変わろうと、愛知県、福井県、滋賀県、三重県、京都府などでは、今なお、日本の伝統的な婚礼家具である鏡台に憧れる文化が根強く残っています。
引出し、鏡、からくりなどの「つくり」に特徴があり、静岡と並んで日本の市場を独占しています。引出しは、無垢のキリ材仕上げとなっていることから、化粧品の水分や湿気を素早く吸収できます。鏡は、厚い仕様となっているため、縁の面取りができ豪華さを演出できます。からくりは、鏡の裏側にネックレスを入れたり、天板をスライドして宝石などを収納できます。
ライフスタイルの変化や婚姻組数の減少という大きな潮流の中で「徳島鏡台」をどのようにすれば後世に継承し、発展できるかが今、問われています。
展示品 三面鏡、宝石箱、藍染木製食器セット、遊山箱など10点
