と   き: 令和元年5月10日(金)~5月19日(日)午前9時~午後5時
と こ ろ: 徳島市立木工会館 2階第3展示場

主 催/(公財)徳島市地場産業振興協会

筒描とは、江戸中期より日本の各地の紺屋で染められた綿布のことで、防染のために用いる米糊を筒に入れ、筒先から押し出すようにして様々な文様を自由闊達に描き、その模様を白揚げに仕上げたものです。明治、大正にかけて大きく花開きました。筒描は夜着(よぎ)、蒲団地、のれん、風呂敷などの模様に表され、また婚礼の際に誂えられることが多かった。元々日常の用が背景としてあるために単なるデザインとしてではなく、家内安全、厄除け、幸せな結婚生活など日常生活の安穏を祈念した吉祥模様がほとんどであるが、良好なコンディションで現存するものは少ない。
この展示会では、全国に誇る伝統産業である徳島の藍染を皆さまに知っていただき、後世に継承・発展させるため、県内の藍染愛好家が蒐集した昔の藍染筒描を展示いたします。温故知新のことわざにあるように、江戸・明治・大正時代に生きた紺屋職人の作品を御覧いただき、描きなれた力強い筆跡や、デザイン力を参考に、将来に大きく花開く藍染作品を作っていただければと思います。

展示品
江戸、明治、大正時代の藍染筒描の蒲団地、風呂敷など約20点
(模様は、松竹梅、鶴亀、唐獅子牡丹、束ね熨斗、唐草、茶道具などの吉祥模様)